特別支援学校よりレポートをいただきました。
2018年4月から3ヶ月間ご使用いただき、7月にレポートをいただきました。
児童生徒さんについて
年齢(学年): 特別支援学校小学部 1・2年生。
発達の状況: 知的障害、自閉症、ADHA、ダウン症等
使用時の児童生徒さんの反応
教師が感じた教育的効果
- 休み時間に好きなものを作って集中して遊んでいた。(5人/9人)
- 見立てあそびが活発になった。(乗り物や銃を作って友だちや教師と遊ぶ)
- 指先の力が弱い児童は、自分で接続するのは難しいが、素材が軟らかいので、自分で外すことができた。
- 小さいパーツをつなげるのが難しい児童には、箱のふたを土台にして付けたり外したりする活動が有効だった。
上の写真はドイツの幼稚園でのイメージです。
日本では、プラスティクの箱および蓋は、プレスクール園用セットには含まれず、別売りオプションとなります。
使用時に工夫した点
- 初めての紹介時 インパクトがある赤い箱を生かして「みんなにプレゼントが届いたよ、なんだろう」と見せたり(箱を振って)音を聞かせて考えさせたりした。そのあと、ばーっとブロックを箱から出した。
- 次からは、教室において休み時間の遊具にしたが、はじめの紹介をそのように設定することで、こども達がとても興味を持ち、人気の遊具になった。
使いにくさ
デメリット
- 決められたパーツしかはめられないパーツがある。
その他お気づきの点
- L字パイプ型のパーツは、児童に人気のパーツで、いろいろなものに見立てて遊んでいた。(ロボットの腕、耳など)児童の工夫を引き出すのに有効なパーツだと思った。
- 冊子にある見本が、児童の作ってみたいという気持ちを引き出していた。自分なりにアレンジする姿も見られた。
上の写真は、子ども達がつくったのではなく、私たちがつくったイメージです。
ヨハンから> 貴重なレポートをありがとうございました。